子連れ・カップルOK!岐阜県のホタルスポット徹底ガイド【見頃・駐車場・注意点】

お出掛け

平日は仕事や保育園の送迎で慌ただしく過ぎていきますよね。せめて週末くらいは、子どもと一緒に自然の中でゆったり過ごしたい。たまには夫婦でロマンチックな時間も楽しみたい。


でも夜のお出かけとなると、子連れだと安全面や設備、混雑が心配……。そんな理由でなかなか出かけられない方も多いのではないでしょうか。


この記事では、岐阜県内のホタル観賞スポットを2025年版として厳選。小さなお子さま連れでも安心して行ける場所から、カップル向けの ロマンチックな名所まで、分かりやすくご紹介します。


見頃の時期やアクセス、駐車場の情報はもちろん、持ち物リストや観賞マナーまで丁寧にまとめた完全ガイドです。


ホタルの光に包まれるひとときは、日常の忙しさを忘れさせてくれる素敵な思い出になるはずです。

岐阜のホタル観賞ガイド2025|いつ・どこで?

・見頃は6月中旬〜7月上旬。時間帯は20時〜21時が狙い目
岐阜県では、ホタルがもっとも美しく見られる時期は、毎年6月中旬から7月上旬ごろです。特に、気温が20度前後で風のない蒸し暑い夜はチャンス。

午後8時〜9時ごろには、ホタルが元気に飛び交います。

昼間に気温が高く、前日や当日に雨が降ったあとは、観賞にぴったりのコンディションになりやすいです。タイミングを合わせて訪れると、より幻想的な景色を楽しめますよ。

・ 家族にもカップルにもぴったりの観賞スポットが豊富
岐阜県内には、子連れでも安心して楽しめるスポットがたくさんあります。整備された遊歩道やトイレのある場所も多く、ベビーカーでもOKです。

また、川沿いにホタルが舞うロマンチックなエリアもあるので、カップルでのデートにもぴったりです。

・ホタルの発生状況は自然環境で変わることも

ホタルは気温や湿度、水質などの影響を受けやすいため、年によって見られる数に違いがあります。事前にSNSや観光協会のサイトで最新情報を確認しておくと安心です。

できれば平日の夜に訪れると、混雑も避けられてゆっくり楽しめますよ。

子連れ・カップルOK!岐阜県内のおすすめホタルスポット4選

岐阜県には、家族連れでもカップルでも安心して楽しめるホタル観賞スポットがたくさんあります。

どのエリアもアクセスしやすく、夜でも安全に散策できる場所ばかりです。幻想的な光景が広がるこの季節に、ぜひ訪れてみてください。


トイレや駐車場の有無も事前にチェックしておけば、小さなお子さま連れでもデートでも安心ですよ。ここでは、地元でも人気の4スポットをご紹介します。

・本巣市ほたる公園(本巣市)


本巣市ほたる公園から本巣市民スポーツプラザまで続く約1.5kmの道沿いは、ホタルがふんわりと舞う幻想的な名所です。例年の見頃は5月中旬~6月上旬ごろで、夕暮れ後、道沿いにやさしい光が広がります。


専用のトイレや広い駐車場はありませんが、すぐ近くの本巣市民スポーツプラザを利用できるので安心です。遊歩道は平坦で歩きやすく、小さなお子さま連れにもおすすめ。

足元が暗くなるため、懐中電灯を持参すると便利ですよ。

・神洞ほたるの里公園(美濃市)


美濃市街地から車で約20分。山あいにある自然豊かな静かな公園です。園内を流れる小川では、6月中旬〜下旬の夜にホタルが舞い、幻想的な景色が広がります。


見頃は19時半〜21時ごろ。駐車場やトイレ、舗装された遊歩道も整っており、お子さま連れでもゆったり楽しめる環境です。


この公園はキャンプもできる穴場としても人気。昼は川遊び、夜はホタル観賞と、1日中楽しめますよ。

・寺尾地区(関市)


関市の寺尾地区は、ゲンジボタルが多く見られる穴場スポットです。6月中旬~7月上旬ごろまで、長い期間楽しめます。


観賞ルートには案内表示も設置されることが多く、初めての方でも安心して歩けるのがポイントです。

周囲は住宅街ですが、観賞エリアは自然に囲まれていて、静かな雰囲気の中でホタルを眺められます。
混雑を避けたい方は、20時以降の訪問がおすすめです。

・明星輪寺(大垣市)


山の上に佇む静かな古刹・明星輪寺では、ホタルと夜景の両方が楽しめます。境内の周辺では、6月中旬ごろから天然記念物のヒメボタルが発光を始めます。


その小さな瞬きは、まるで星空のような幻想的な美しさ。例年、ヒメボタルの観賞会も開催されています。観賞エリアには傾斜のある道があるため、歩きやすい靴でのお出かけがおすすめです。

自然の音と静けさに包まれた空間は、心を穏やかにしてくれます。
帰りには夜景スポットや温泉にも立ち寄れるため、カップルの夜のドライブにもぴったりです。

子連れ・カップルOK!岐阜県内のおすすめホタルスポットーホタル鑑賞時の基本情報と注意点

ホタル観賞を家族やパートナーと楽しく過ごすには、事前の準備とちょっとしたマナーがとても大切です。観賞に適した時間や持ち物をしっかり押さえておけば、より快適に、安心して楽しむことができますよ。

とくに小さなお子さまがいるご家庭や、初めて訪れる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

・ホタルが光る時間帯と、当日の行動のコツ

ホタルがもっともよく光るのは、日没から1〜2時間ほど。19時半~21時ごろがピークとなることが多いです。

気温が高く、風がなく湿度の高い夜が絶好のコンディション。とくに蒸し暑い夜は、活発に飛び交う姿を見られるかもしれません。

少し早めに到着して、暗くなる前に観賞スポットへ移動しておくと安心です。静かに行動し、ホタルを驚かせないように心がけましょう。

・持っていくと安心なアイテムリスト

ホタル観賞を快適に過ごすために、次のような持ち物を準備しておくのがおすすめです。

  • 懐中電灯(赤いセロファンを貼るとホタルにやさしい)
  • 虫よけスプレー(無香タイプが◎)
  • 羽織れる上着(山間部では冷えることも)
  • 水分(自販機のない場所もあります)
  • 歩きやすい靴(未舗装の道も多いため)
  • タオルやウェットティッシュ(汗や手のふき取りに)
  • ごみ袋(ゴミは必ず持ち帰りましょう)

・自然と周囲の人に配慮したマナーを大切に

ホタルの光はとてもデリケートです。スマホのフラッシュ撮影や大声での会話は控えましょう。虫取りや草木を踏み荒らすような行動もNGです。ごみは持ち帰り、来たときよりもきれいにして帰る気持ちで。


また、懐中電灯を使うときは、足元だけを照らすように。周囲の人の視界を妨げないように気配りすると、お互い心地よく過ごせます。


マナーを守ることで、自然も人も気持ちよく楽しめる時間になりますよ。

子連れ・カップルOK!岐阜県内のおすすめホタルスポットーアクセス・駐車場まとめ


ホタル観賞は夜のお出かけになるため、事前にアクセス方法や駐車場の情報を確認しておくのが大切です。岐阜県内のスポットは自然豊かな場所が多く、公共交通機関だけではアクセスしにくいところもあります。


小さなお子さまがいるご家庭や、夜道の安全を考えると、車での移動がおすすめです。それぞれのスポットへのアクセス情報を以下にまとめました。

・本巣市ほたる公園(本巣市)


【車】東海環状自動車道「大野神戸IC」から約15分
【電車】樽見鉄道「本巣駅」から徒歩約10分
【駐車場】約10台(無料)本巣市民スポーツプラザに約400台分の無料駐車場もあります

・神洞ほたるの里公園(美濃市)


【車】東海北陸自動車道「美濃IC」から約15分
【電車+タクシー】長良川鉄道「美濃市駅」または「湯の洞温泉口駅」よりタクシー推奨
【駐車場】約20台(無料)

・寺尾地区(関市)


【車】東海北陸自動車道「美濃IC」または東海環状自動車道「関広見IC」から約20分
【公共交通】名鉄岐阜駅・JR岐阜駅から岐阜バス「B81せき東山行き」乗車、「栄町1丁目」で乗り換え「関板取線ほらどキウイプラザ行き」バスで「寺尾」下車、徒歩2分
【駐車場】臨時駐車場あり(シーズン時のみ開放)

・明星輪寺(大垣市)


【車】東海環状自動車道「大垣西IC」から約10分。
【電車+徒歩/タクシー】「JR美濃赤坂駅」から徒歩30分。「JR大垣駅」からタクシーで約20分
【駐車場】あり(無料)

どのスポットも自然の中にあるため、夜の運転は安全第一で、できれば明るいうちに到着するのが理想です。懐中電灯や虫よけスプレーなどの準備もお忘れなく。

子連れ・カップルOK!岐阜県内のおすすめホタルスポットーまとめ


岐阜のホタル観賞スポットには、整備された遊歩道タイプから観賞イベント付きの場所まで、さまざまなスタイルがあります。


トイレや駐車場があるスポットも多いため、小さなお子さま連れでも安心して訪れることができます。カップルには、夜景や温泉とセットで楽しむのもおすすめ。

きっとロマンチックな思い出になるでしょう。


ホタル観賞のベストシーズンは、6月中旬〜7月上旬ごろ。時間帯は夜8時前後が狙い目です。混雑を避けたい方は、平日の夜がおすすめですよ。


夜空の下、ホタルの光がふんわりと舞う光景は、日常を忘れさせてくれる特別な時間です。暗い夜道の移動には、懐中電灯や羽織り物を忘れずに。


マナーを守って、静かで心地よい夜の自然散歩をお楽しみくださいね。

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